柚子の木の下に生えている、菖蒲(しょうぶ)
これを使ってしょうぶ湯に挑戦しました
しょうぶ湯は、昔から、邪気を払うということで、端午の節句によく入られたといいます
確かに、しょうぶは、生えている所に近づいただけで、その芳香が漂う不思議な感じのする植物です
うちの祖母は、生の葉を、何枚もタンスの中に入れて、防虫剤として使っていたそうです
地際から刈り取ったしょうぶ
刈り取った指に、しょうぶの匂いがつきます。なんかいい匂い
これを細かく刻んで、ティーバックの中に詰め、ボウルの中に入れ、熱湯を注ぎます
この段階で、しょうぶの清々しい匂いが湯気と共に立ち上ってくるので、浴室へと運んだ方がいいと思います
10分ほどしたら、ティーバックごと浴槽へ
しょうぶ湯の出来上がりです
今回は、一握りに満たない程度の量だったので、ほのかに香る程度でしたが
体が殺菌されているような、スカッとしたいい気分
腰痛とかにもいいとか
祖母は、「今は防虫剤があるから、しょうぶはいらなくなったけれど、匂いが懐かしいから育てているんよ」 と言っていました
わかる気がしました
こういったものを大切に残していきたいです